こんにちは、GORIです。
「デジタル化」「ペーパーレス」といった言葉が当たり前になったこの時代ですが、学校ではまだまだ“教科書”が主役です。特に小学校では、教科書があるからこそ“ランドセル”という存在が当たり前になっているようにも感じます。
もしこれが完全にデジタル化したら? 教科書もクラウド化され、紙の教科書がなくなれば、ランドセルの存在意義も変わってくるかもしれませんね。
最近のニュースで、高校の教科書がどんどんデジタル対応になっているという話題を目にしました。2026年度から使われる高校教科書では、253点中ほぼすべてにQRコードが掲載されており、音声や動画での学習ができるようになっています。特に英語では発音を判定してくれる機能まで搭載されているそうで、まるでAI家庭教師のようです。
地学や化学では、火山活動のアニメーションや実験動画など、紙では伝えきれない学びが可能になっているとのこと。こうしたデジタル教材の進化は、学びの可能性を広げてくれる一方で、現場にはいろいろな課題もあるようです。
例えば、教員側のICTスキル不足。実際のデータでは、日常的に端末を活用している学校は2割に満たないという現実。また、インターネット環境の整備が進んでいない学校も多く、まだまだ環境整備の余地がありそうです。
一方で「理科の実験は、実際に体験してこそ意味がある」という声や、「若手教員がデジタルに頼りすぎて、指導力が落ちるのでは」といった懸念も無視できません。
未来の教育は、紙とデジタルの“いいとこ取り”がカギになるのかもしれません。そして、その未来では、ランドセルの姿も、もしかしたらガラッと変わっているかも……!
GORI