こんにちは、GORIです。
今日は、塗装屋さんの社長から聞いた「シンナー不足」の話を、もう少し具体的に。
■ シンナー不足の実態(具体データ)
シンナーや塗料に使われる原材料は、主に石油化学製品です。
そのため、戦争や国際情勢の影響を強く受けます。
実際にここ数年で起きている変化としては、
- 有機溶剤(シンナー原料)の価格
→ 約1.5倍〜2倍に上昇(2021年比) - 塗料全体の価格
→ 約30〜60%上昇(メーカー発表ベース) - 納期
→ 通常数日 → 数週間待ちになるケースも発生 - 一部溶剤
→ 一時的な出荷制限・在庫不足
特にロシア・ウクライナ情勢以降、原油価格の高騰と物流の混乱が重なり、供給が不安定になっています。
■ なぜここまで影響が出るのか
シンナーは単なる“補助材料”ではなく、塗装には欠かせないものです。
- 塗料を薄める
- 乾燥を調整する
- 道具の洗浄
つまり、これがないと仕事自体が回らない。
さらに原料の多くは海外依存なので、戦争・為替・輸送の影響をダイレクトに受けます。
■ 現場で起きていること
実際の現場では、
- 見積もり後に価格が変わる
- 材料確保が優先になり工期がズレる
- 代替品で対応するケースが増える
こういったことが日常的に起きています。
■ これ、他人事じゃない
この話、塗装業界の話ですが、構造はどの業界も同じです。
植物業界でいうと、
- 肥料価格の高騰
- 輸入植物の減少
- 輸送コストの上昇
まったく同じような流れです。
■ まとめ
シンナー不足というのは、単なる「材料がない」という話ではなく、
- 国際情勢
- エネルギー価格
- 物流
これらが全部つながって起きている問題です。
そしてそれは、どの業界にも波及している。
だからこそ、
“当たり前を前提にしない”
この視点が、これからはより重要になると感じています。
GORI