こんにちは、GORIです。
今日は植物や花の話から少し離れて、最近気になっている「コメの在庫急増」のニュースについて、GORI日記としてまとめてみます。
一見すると花屋とは関係なさそうですが、「価格」「需給」「現場が振り回される構造」という点では、実はとても他人事ではありません。
コメ不足から一転、在庫が増えすぎている現実
少し前まで「コメが足りない」「値段が上がる」と言われていたのに、
今は一転して在庫が前年比27%増。
増産・備蓄米放出・輸入拡大が重なり、市場にはコメがだぶついています。
数字だけを見ると
「よかった、もう不足じゃない」
と思いがちですが、現場はそう単純ではありません。
高値のあとに来る“反動”は、必ず現場を直撃する
コメの店頭価格は5kgで4000円台。
でもこの価格、すでに消費者の買い控えラインに達しています。
卸の世界では、
・高値で仕入れた在庫が動かない
・早く現金化したい
・周りも値下げを始めている
こうした心理が重なり、卸間価格はすでに下落しています。
これは花でも、観葉植物でも、切り花でも、
私たちが何度も見てきた流れです。
一番しんどいのは「生産者が振り回される構造」
今回、特に気になるのはここです。
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高値 → 増産
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供給過多 → 値下がり
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翌年は手取り減少
この振れ幅が大きいほど、
生産者は計画が立てられなくなります。
コメ農家の方からは
「来年は2万5000円くらいまで下がるかもしれない」
という声も出ています。
体力のあるところは耐えられても、
小規模な農家ほど厳しい。
これは農業全体の“足腰”の問題です。
花屋の現場から見ても、これは他人事じゃない
私自身、植物を扱う仕事をしていて思うのは、
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価格が急に上がる
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行政や市場の方針が変わる
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そのたびに現場が振り回される
この構図は、米も花も同じだということです。
短期的に
「安くなって助かる」
「高く売れてよかった」
で終わらせてしまうと、
中長期で“作る人”が減る。
そうなると、結局は
・品質が落ちる
・選択肢が減る
・本当に欲しいものが手に入らなくなる
という未来につながります。
安定供給って、実はすごく難しい
消費者・生産者・流通、
誰か一方だけが得をする仕組みは、長く続きません。
今回のコメの話は、
「数字上は正しくても、構造としては不安定」
そんな状態に見えます。
これは、植物業界も常に向き合っているテーマです。
まとめ
コメの在庫が増えた、価格が下がる。
それ自体は事実で、操作でも陰謀でもありません。
でもその裏で、
現場がどれだけ不安定になっているか
そこまで見ないと、本当の意味での「正しい情報」にはならない。
作る人が安心して続けられること。
それが、結果的に消費者の安心につながる。
花も、植物も、コメも。
全部、同じだと私は思っています。
GORI

