コメ不足から一転、在庫急増の裏側|価格下落と生産者が抱える現実【GORI日記】

コメ不足から一転、在庫急増の裏側|価格下落と生産者が抱える現実【GORI日記】

こんにちは、GORIです。

今日は植物や花の話から少し離れて、最近気になっている「コメの在庫急増」のニュースについて、GORI日記としてまとめてみます。
一見すると花屋とは関係なさそうですが、
「価格」「需給」「現場が振り回される構造」という点では、実はとても他人事ではありません。

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO2248848020112025000000-1.jpg?auto=format%2Ccompress&bg=FFFFFF&fit=crop&h=425&ixlib=js-3.8.0&s=f352e2c46488d9657f57e4492834f647&w=638
https://www.kubota.co.jp/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-1_reaping-threshing-01_kv.jpg
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2025/02/18/20250218k0000m020225000p/9.jpg?1=

コメ不足から一転、在庫が増えすぎている現実

少し前まで「コメが足りない」「値段が上がる」と言われていたのに、
今は一転して在庫が前年比27%増
増産・備蓄米放出・輸入拡大が重なり、市場にはコメがだぶついています。

数字だけを見ると
「よかった、もう不足じゃない」
と思いがちですが、現場はそう単純ではありません。


高値のあとに来る“反動”は、必ず現場を直撃する

コメの店頭価格は5kgで4000円台。
でもこの価格、すでに消費者の買い控えラインに達しています。

卸の世界では、
・高値で仕入れた在庫が動かない
・早く現金化したい
・周りも値下げを始めている

こうした心理が重なり、卸間価格はすでに下落しています。

これは花でも、観葉植物でも、切り花でも、
私たちが何度も見てきた流れです。


一番しんどいのは「生産者が振り回される構造」

今回、特に気になるのはここです。

  • 高値 → 増産

  • 供給過多 → 値下がり

  • 翌年は手取り減少

この振れ幅が大きいほど、
生産者は計画が立てられなくなります。

コメ農家の方からは
「来年は2万5000円くらいまで下がるかもしれない」
という声も出ています。

体力のあるところは耐えられても、
小規模な農家ほど厳しい。
これは農業全体の“足腰”の問題です。


花屋の現場から見ても、これは他人事じゃない

私自身、植物を扱う仕事をしていて思うのは、

  • 価格が急に上がる

  • 行政や市場の方針が変わる

  • そのたびに現場が振り回される

この構図は、米も花も同じだということです。

短期的に
「安くなって助かる」
「高く売れてよかった」
で終わらせてしまうと、
中長期で“作る人”が減る

そうなると、結局は
・品質が落ちる
・選択肢が減る
・本当に欲しいものが手に入らなくなる

という未来につながります。


安定供給って、実はすごく難しい

消費者・生産者・流通、
誰か一方だけが得をする仕組みは、長く続きません。

今回のコメの話は、
「数字上は正しくても、構造としては不安定」
そんな状態に見えます。

これは、植物業界も常に向き合っているテーマです。


まとめ

コメの在庫が増えた、価格が下がる。
それ自体は事実で、操作でも陰謀でもありません。

でもその裏で、
現場がどれだけ不安定になっているか
そこまで見ないと、本当の意味での「正しい情報」にはならない。

作る人が安心して続けられること。
それが、結果的に消費者の安心につながる。

花も、植物も、コメも。
全部、同じだと私は思っています。

GORI

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