こんにちは、GORIです。
今日は少しシリアスなテーマですが、花の仕事に関わる私たちにとって無視できないニュースをシェアしたいと思います。ケニアの花卉産業が大きな打撃を受けているという話です。
■ ケニアの花が抱える「見えない危機」
アフリカ最大の花の輸出国の一つであるケニア。特にバラを中心に、ヨーロッパ市場へ大量に供給している重要な産地です。
そのケニアで、ここ最近「毎週140万ドルの損失」という衝撃的な数字が出ています。
原因はシンプルですが深刻で、
- 需要の低下
- 輸送ルートの混乱
- 航空運賃の高騰
つまり、「売れない・運べない・コストが上がる」という三重苦です。
■ 現場で起きているリアル
ナイロビ近郊の農園では、以前は1日45万本出荷していたものが、今は15万〜20万本。
これ、何が起きているかというと…
👉 約半分が廃棄されている
花は保存が効かないので、売れなければ処分するしかありません。
これは正直、花屋として一番つらい状況です。
■ 「中東の紛争」がヨーロッパの花に影響?
今回のポイントはここです。
直接の主な輸出先はヨーロッパ(約70%)ですが、
中東情勢の悪化によって航空ルートが変わり、
- フライトが遠回りになる
- 便数が減る
- 運賃が跳ね上がる
結果として、ヨーロッパ向けの流通まで崩れてしまっています。
花って、本当に「世界の物流」に依存している商品なんですよね。
■ 日本の花屋として思うこと
正直、このニュースは他人事ではありません。
日本に入ってくる輸入花材も、
こうした影響を受ける可能性があります。
例えば:
- 輸入バラの価格上昇
- 品質のばらつき
- 入荷の遅れ
これは現場レベルで確実に波及してきます。
■ だからこそ考えたい「花の選び方」
こういう時期こそ、改めて思うのは
👉 国内の花や季節の花の価値
もちろん輸入の魅力も大きいですが、
- 国産の強さ
- 鮮度の安定
- 生産者との距離感
こういった部分が見直されるタイミングかもしれません。
■ まとめ
今回のケニアのニュースは、
単なる海外の出来事ではなく
「花の未来」そのものに関わる話です。
私たち花屋も、そしてお客様も、
少し視点を変えるだけで
花の楽しみ方や選び方が変わってくると思います。
こういう背景も含めて、花を提案していけたらいいなと感じています。
GORI


