アメ車、一時代の終焉?日本で苦戦する理由とは

アメ車、一時代の終焉?日本で苦戦する理由とは

こんにちは、GORIです。

今日は少し意外な話題を。90年代に一世を風靡した“アメ車”が、現在の日本市場で大きくシェアを落としているという記事を読みました。

かつてはアメリカンカルチャーの象徴として人気を博したアメ車。大排気量、力強いフォルム、広々とした車内空間。クールでラグジュアリーなイメージを持っていた方も多いのではないでしょうか?

しかし、2023年の販売データによると、米国車の日本国内販売台数はわずか約8,600台。なんとピーク時の約8割減。現在、日本での輸入車全体に占める米国車のシェアはわずか0.4%にまで落ち込んでいるとのこと。

トップ10に入っている米国ブランドは「ジープ」「テスラ」「シボレー」「キャデラック」などですが、いずれも欧州勢(メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲンなど)に大きく水をあけられているのが現状です。

記事では、アメ車が日本で苦戦している理由として以下の点が挙げられていました:

  • 車体が大きすぎて日本の道路に合わない

  • 燃費が悪く、ガソリン価格の高い日本では敬遠されがち

  • ディーラーや整備拠点が少ないため、購入後の安心感が薄い

  • EV(電気自動車)化の波にうまく乗れていない

テスラでさえ、日本市場では苦戦を強いられているのが現実。ライバルであるドイツ車や韓国車は、日本の道路事情や消費者ニーズに合わせた戦略を展開しているのに対し、アメ車の多くは「本国仕様のまま」持ち込んでいる印象が否めません。

「大きいことはいいことだ」というアメリカ的価値観が、日本の都市部や消費スタイルとはマッチしなくなっているのかもしれませんね。

花屋を経営する私としても、「その土地に合ったスタイルや提案」がとても大事だと感じています。どんなに立派な植物でも、飾る空間や環境に合っていなければ、その魅力は半減してしまうものです。

時代の流れと共に、好まれるデザインや価値観も変化していきますね。
車も植物も、“今の日本”にフィットしたものを選び、届けていくことが、私たちの役割なのだと改めて感じました。

GORI

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