素焼き鉢と一体化のビカクシダアルシコルネ

貯水葉と胞子葉という異なる役割の葉を備えているマニアックな植物、ビカクシダです。植物の造形美といったらこのビカクシダが思い浮かぶほど。このビカクシダは非常に多くの品種があります。そして育つ環境によっても成長の仕方が様々です。今回こちらのアルシコルネは胞子葉が硬く立ち上がり先端に行くにつれ何かに覆いかぶさるような勇ましい姿を見せてくれています。貯水葉はがっちりと鉢を掴み今にも飲み込みそうな勢いです。ビカクシダは、貯水葉が枯れこみますが、この状態になって水分を溜め込むという素晴らしい役割をしてくれます。

【サイズ】　　　
高さ46cm　横幅45cm

【原産地】
アフリカ、インドネシアなど

【最低気温】　
10℃以上

【置き場所】　
光と風、乾燥と湿潤のメリハリが大事です。室内の風通しの良い場所で、明るく日が差し込む場所がベストです。

【お水やり】　
素焼き鉢の中に根が張っており、水苔に植わっていますので葉には霧吹きをたっぷりあたえ、空気が乾燥している時期は鉢ごとお水に浸かるようにします。数分でお水を切り、そこからは空気が動いている場所でしっかりと乾かすようにします。お水を吸うと鉢が重たくなりますので、数日~1週間ほど様子をみて乾ききり、軽くなればまた繰り返します

【肥料】　
液肥や活力剤などを希釈し、お水やりの時に日にちをあけて施します。成長期は液肥、冬場は活力剤のみといった感じにします。

【器】
テラッコタ