こんにちは、GORIです。
本日より、アメリカではトランプ政権が新たにスタートします。トランプ次期米大統領は、ワシントンでの演説で「我が国をかつてなく偉大な国にする」と力強く宣言しました。彼は就任初日に、不法移民の強制送還を含むいくつかの大統領令に署名する予定であり、これにより米国内の移民政策に大きな変化がもたらされる見込みです。
トランプ氏は支持者の前で、バイデン政権から「経済の混乱や国境問題といった危機を引き継いだ」と主張し、「歴史的なスピードと強さで行動し、米国の強さと繁栄を取り戻す」と述べました。この新たな時代の幕開けに、多くの期待とともに不安も広がっています。
特に注目されるのは、エネルギー政策の大転換です。バイデン政権下では制限されていた化石燃料の開発を積極的に推進し、「地球上で最も安価なエネルギーを実現する」とトランプ氏は明言しました。これにより、エネルギー業界や環境政策に対する影響が懸念されています。
また、彼は米国内の経済成長を加速させるため、海外企業の大型投資を促進する意向を示しています。ソフトバンクグループが1000億ドル規模の投資を計画していることにも触れ、「これらの投資は、私たちの勝利の結果だ」と自信を見せました。
外交面では、イスラエルとハマスの停戦合意を自らの成果とし、ロシアのウクライナ侵略の終結を目指すと強調。「第3次世界大戦を防ぐ」とし、ミサイル防衛システム「アイアンドーム」の米国内配備を進める方針を示しました。
一方で、カナダとメキシコに対する関税引き上げの可能性については言及がなく、経済政策の詳細は今後の発表を待つ必要があります。
トランプ大統領の就任式は、ワシントンの厳しい寒さの影響で、異例の屋内開催となる見通しです。新政権の動向が世界に与える影響は計り知れず、今後の展開に注目が集まっています。
GORI